鼻腔にボトックス

鼻腔にボトックス

花粉、飛びまくってます。杉から檜に。この両方飛んでいる時期が、
私は一番つらい。


がっつり効く西洋薬は、眠くなりません!とうたっているものもありますが、
私は口が乾いたり、眠くはないけどぼーっとしてしまい、かなり苦手。

もっぱら、漢方薬「小青竜湯」で凌いでいましたが、
どうにもこうにもならなくなった日、ボトックスを試しました。


しわ対策に美容皮膚科などで使われるボトックス。
ボツリヌス菌の作り出す筋弛緩作用のあるボツリヌス毒素を、
緊張している筋肉に注入することでその筋肉をリラックスさせ、
しわを軽減するといったもので、毒素といっても、
毒素を分解・精製しているので、治療法として安全に使われています。


今は、歯のくいしばり、肩こりなどにも今は使われているようです。


そのボトックスを鼻腔に塗って、花粉症の症状、
鼻水・鼻づまり・目の痒みなどを軽減させるという新しい方法で、
痛みやダウンタイム、副作用なく瞬時に軽減させるというもの。


飛びつきました!ボトックスは神経伝達物質をブロックする作用があるそうで、その働きを利用するというわけ。


さて、何をしたかと言えば、ボトックス液を含ませた綿球を両鼻に
入れて待つこと15分。
それだけ!その間は口呼吸で若干の不快さはありますが、
痛みもなくしみることもなく治療終了。


はっきり言って、完璧に花粉症の症状がおさまるかというと
そんなわけではなく、鼻水も出るし、時折鼻も詰まります。


ですが、くしゃみ、とめどなく流れる鼻水、目のかゆみが
すごく軽減されて楽ちん!目鼻のぐしゅぐしゅした状態から回復され、
肌に優しいしっとりタイプのティッシュを使っていても皮がむけていた鼻先と
鼻の下は改善、かゆみを抑える目薬はボトックス後一度もつかってません。
やってよかった。。。

ですが、効果は2週間程度。自由診療ですから、
クリニックによって料金もさまざま。高いところはかなり高い。
けど、一番つらい時期の2週間、軽減されるのはとにかくありがたいと
思っています。


2週間後もう一度やるかどうかは、その時に決めるとして、
ベースの花粉症対策として、私の三種の神器、花粉ブロックスミスト、
小青竜湯と養生茶irodori「萌葱」は続けています。

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